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大忍術映画 ワタリ [映画]

すっかりオータムな空気に包まれた今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
味わいカルピスのぶどう味を見つけたと思ったら、既に名劇版でなくなっていた。
予定より売れたという事なんですかね。 せめてポリさんだけでも欲しかった。
トップ絵のネタが全く思いつかず。 諦めてハロウィンネタにしちゃおうか。

『大忍術映画 ワタリ』という映画を鑑賞。 昭和41年作。
後の『仮面の忍者赤影』のパイロットフィルムといった趣きの作品。
原作の白土三平さんからは絶縁宣言される程の総スカンを受けたそう。

濃いぃ役者さんそれぞれの、活き活きとした演技を楽しむのが正しい鑑賞法かと。
漫画のキャラを素直に実写化して、全身を原色で塗っちゃう割り切りの良さが
見ていて気持ち良い作風となってます。 キャラ立ちが素晴らしい。
東映作品としては破格の特撮セットにアニメ合成と、贅沢な作品。
そのアニメ合成シーンに、森やすじ、菊池貞雄、羽根章悦のお三方が参加。
森さんは、恐らく蛾が舞うシーンを担当されてると思います。 力作シーン。
猫の撮影、本気で火薬から逃げてるのが可哀想だった。
小川寛興さんの音楽は大変美味しいポイントではありますが
唐突に挿入されるミュージカルシーンは、カットして良かったと思う。
何はともあれ『赤影』が好きな人は絶対ハマる映画だと思います。 私がそう。
コレが村井國夫さんのデビュー作らしい。


なんちゃって白土三平さん風

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特撮映画で森さんのお名前を拝見出来るのは『ワタリ』だけ……かな?

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お名前間違い修正しつつ、ツイッターとの連動を再テストするです。


『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』とか [映画]

プチふわラスカル、初期化バグにぶち当たってショボくれ中。
このまま、さよならラスカルの可能性有るのかな?


やっとTHE世界名作劇場展の開催情報が出てきた。
10月15日〜11月20日まで 福岡アジア美術館
12月10日〜12月25日まで 松坂屋美術館
入場料が千円になったぞう。 図録の価格が気になる。
福岡の開催は、関さんの原画展の直後。
関修一原画展 福岡版は、ジュンク堂福岡店で10月1日から12日まで。
新作は、やっぱりペリーヌ物語中心みたいですね。


10月からの新番組告知が出始めましたが、興味が有るのは
BS12でスタートする『肝っ玉母さん』♪
同じくBS12『ミッドナイト寄席』での桂宮治師匠の悪いキャラが楽しみ。


『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』という映画を鑑賞。 昭和35年作。
朝鮮半島にて起きた騒動から世界大戦に発展するお話。

一言で言うと、低予算な『世界大戦争』。 なんせ第二東映作品ですし。
二番じゃダメなんですか? 東映じゃあ二番目だ。 とか色々思いつくわ。
製作はコッチが先なので、反面教師になったと思うけどデジャヴ感。
悲劇性を増す為に童謡を持ち出すのも一緒。
各国の破壊シーンが観光名所ばかりなのも一緒。
日本側からの提案は全く相手にされないリアル(笑)な展開なのも一緒。
違いは、ラストが明るい事。 モノクロな事。 ライブフィルムの流用。
ミサイル着弾の迫力は、こちらの方が上かも。 異常な白飛びに迫力が有る。
東映特撮が使えるライブフィルムを片っ端から流用するのは昔からだったと。
ソ連からの最後の放送、淀川長治さんの様ですわ。

看護婦役で三田佳子さん登場。 わがままなキャラを自然に演じてる。
特筆すべきは、二階堂有希子さんが出演している事。 女学生役の模様。
後の『旧ルパン』峰不二子 『三千里』マルコママですわ。
柳生博さんの奥様とは、ついさっきまで知らなかった。


オマケ

またまた発掘ネタ。 トトロのビデオソフトチラシを発見。
ソフトの価格に隔世の感が有ります。 VHSが12,800円也〜。
赤枠を付けたトコに、βⅡとVHDの文字。 ニヤリ。
小トトロ人形なのに大トトロなトコもツッコミ所であります。

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『我が家は楽し』『女優須磨子の恋』とか [映画]

最近、文章書いても推敲している間にどんどん時間が過ぎてしまって
そのままという事が多くて、コレではいかんという事で
今日は最近書いた事をまとめて置きます。
はいドン! 倍率ドン! 更に倍!


今日の豆知識
久石譲さんの名前は、クインシージョーンズをもじって付けたもの。
ネタ元 玉川美沙ハピリー


ここ最近の台風で、北海道のジャガイモが大打撃というニュースで
そうか〜位にしか思ってなかったけど、ポテチが大打撃と聞くと
そりゃ困ると思ってしまう。 ジャガイモが身近な様で身近じゃない。


iPhoneにFelicaが搭載されて、モバイルSuicaが使える様になるかも!
というニュース、俄然興味が有りますが、ガセじゃないかなぁ。
Suicaが動くなら、nanacoやらwaonやらも動くでしょうし。
どこでもチャージ出来て、買い物時のレジ前チャージがiPhoneで出来たら
ガラケー卒業も視野に入る。 水曜日辺り、どうなっているか楽しみですわ。
ほぼ4年使っているiPhone5無印は生き残ることができるか?


NHKで2017年2月に、カラー(アニメ会社の方)の新作アニメ放送するそうな。
その関連で9月16日からリマスター版の『エヴァ』放送するそうな。
よりぬき『日本アニメ(ーター)見本市』も再放送するそうな。
『3月のライオン』は総合で10月8日からだそうな。


10月から旅チャンネルがスカパープレミアムのみの放送になって
代わりにMONDO TVがやって来る。 こちらで10月から
『コサキンのラジオごっこ』という番組がスタート。
なんてタイミングが良いのかしらん。 BSフジの番組以来久しぶり。
ただ1クール予定なので契約すべきか、ちょっと悩む。
そのくせ10回採用されたらスタジオご招待って笑っちゃった。 毎週採用するとか?
入手困難だった『The Nextdoor Boy』を最近やっと入手出来た。
コレにラジオのエンディングに流れる『With』が収録されてる。
コレを聴くと、条件反射で水曜日が終わるな〜と感じちゃう。
番組終盤は土曜日だったけど。 パッホーン。
番組知らないと訳わかめですね。 ケレル。


『我が家は楽し』という映画を鑑賞。 昭和26年作。
立て続けに不幸が続く、とある一家のお話。

テロップには無いけど、森永とタイアップしてると思しきシーン有り。
岸恵子さんのデビュー作。 当初はこんなに素朴なキャラだったのかと驚き。
山田五十鈴さんが全然瞬きしないのが、ちょっと怖かった。 役者魂。

森永では当時、勤続25年の社員に金一封として3万円支給していた……の?
ちょっと盛ってる演出じゃないかしらん。今の貨幣価値だと数百万位でしょう。
インチキとはいえ、10万円で家が建つなんて広告が打たれているシーンも有るし。
ラストのシルエットが洒落てる。余計な影も映りこんでるのがご愛嬌。
現存するフィルム、画質はともかく音楽に聞き苦しいトコが少々。
セリフは聞き取りやすいのが不思議。


『女優須磨子の恋』という映画を鑑賞。 昭和22年作。
溝口健二監督作。 この時代の割にプリント良好。

溝口さんの作品なので、1シーン1カットと思ったら切りまくってる。
やや長回しも多いけど、やや個性が薄まってる感が有りました。
演者がほとんど見えない演劇シーンのロングアングルが印象的でした。

一番印象に残ったのが、島村抱月さんの元夫人こと毛利菊枝さんが
通夜に参列するシーンの怨念の籠った視線。 背筋が凍った。 お見事。

須磨子さんの死因、直前に演劇シーン入れるので、てっきり刺殺に
アレンジしたのかと思った。 ちゃんと史実の通りで安心。

田中絹代さんは、須磨子さんが音痴なトコを見事に演じていると感じましたわ。
ホント現存する『復活唱歌』って酷いですもんね。コレが蓄音機がレアな時代に
2千枚も売れるなんて、勢いって恐ろしいという事を感じます。
『ゴンドラの唄』がスルーされているのは残念。
不倫は文化じゃ! 都知事選はキャンセルじゃ!


『プチふわラスカル』ようやく大辞典キャラをゲット。
ハイスコアは、エンジェルフィーバー次第のゲームですね、コレ。

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『大学の山賊たち』とか [映画]

夏コミに参加された方、お疲れ様でした。
例年に無い涼しさで、ちょっと拍子抜けの夏コミでしたね。


今週YouTubeで配信してる『ペットントン』第40話に登場する人形の声を
松尾佳子さんが当ててた。フローネより可愛いかも。w


ジブリ総選挙なんて企画が動いてる。1位作品をTOHOシネマズで上映するそうで。
ジブリ作品を名画座で上映ってのは、やりそうでやらない企画なんですよね。
ここでちょっと昔話。私が知る唯一の上映は、90年頃にアニメッカ新宿という
アニメ専門の映画館で『カリ城』から『トトロ』辺りまでを上映する催しが有った。
カード型の専用チケットが用意されたり、力の入ったイベントだった記憶。
確か新宿南口の今タイトービル辺りの立地。すぐ消えたけど。
『ナウシカ』は、すっかりジブリ作品化してしまいましたね。
『ハイジ』が名劇に含まれないのと似て非なる様ですね。


『大学の山賊たち』という映画を鑑賞。昭和35年作。
冬の雪山にて、山荘に集まった面々の騒動のお話。
岡本喜八監督作。 山崎努さんのデビュー作。

何度見ても唸る映画。初めて見たときの冒頭のトンデモ演出は
度肝抜かれました。二本立て興行の錯覚に襲われる。
編集の巧妙さも素晴らしい。シーン繋ぎのスピーディなこと!
山中貞雄さんの『丹下左膳余話 百萬両の壺』を思い出した。

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この画像を見て、懐かしいと思った方は浅草東宝通の方。
喜八監督の追悼オールナイトで振る舞われたワンカップです。
私は呑兵衛では無いので、未開封のまま11年超冷蔵。閉館からも10年超。
ケーブルやスカパーが身近でなかった頃、オールナイトにハマって
土曜日といえば浅草に通ってました。 近所の西友で食料買って持ち込んだり。
マックのハンバーガーが59円や65円なんかで買えたでした。
今振り返ると、あながち悪く無い時代だったなんて思ったり。


『チキチキバンバン』とか [映画]

帰宅すると早くも部屋の空気がムワッとしてる今日この頃皆さん如何お過ごしでしょうか。
今年もよしず&すだれセッティングシーズン到来らしい。早いなぁ。


伊豆に関修一さんデザインの、ゆめちゃんバスというラッピングバスが走ってるらしい。
東海バス100周年記念らしいので、期間限定なのかな? ちょっと気になる。
キャラ紹介ページ
いよいよ原画展も開催ですね。新作が楽しみ。


『チキチキバンバン』という映画を鑑賞。昭和43年作。
超ハイスペックのクラシックカーで冒険する発明家のお話。

音楽もお話も大好き。チキチキは一言で言うと、劣化海底軍艦。
海に陸に空に適応するけどドリルが無い。
ドリルの無い海底軍艦なんて、クリープの無いコーヒーみたいな物。
このクリープネタ、最近は通用しないらしいですね……
ミュージカルシーンが集中し過ぎているせいか、前半はダレるけど
チキチキが活躍し始めてからの展開はお見事。
140分そこそこで休憩が入るのが意外。

原語発音では チティチティバンバン の所を チキチキバンバン としたのは
かの水野晴郎さんとの事。大変呼びやすくて良好な改変かと。
コレが無ければ、チキチキマシン猛レースも無かったかも。

DVDの吹き替え版、三谷昇さんの声まで聴けるとは思わなかった。
大塚周夫さんと納谷悟朗さんの掛け合いに味が有った。
男の子が浪川大輔さん、女の子が坂本真綾さんとは気付かなかった。


『ポリアンナ』を追いかけているのに、我慢できず『コゼット』を見始めてます。
現在1クール超えた辺り。ジャンバルジャンとパリに来たトコ。気になったのは
デザートのシュークリーム。もうちょっと食べやすい物にしてあげたらと思ったり。
絶対クリームどば〜を狙ってると思った。罪深いジャンバルジャン。

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罪深い私の趣味で、下着モード。w


4月27日追記


味わいカルピスをやっと見つけた。 何故か4種置いてなかった。
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『死に花』とか [映画]

熊本の情報が知りたくて、目が離せないではあ〜りませんか。
『ブラタモリ』で紹介されたばかりの熊本城が崩れているのが地震の象徴的。
余震が早く収まりますように。阿蘇山も元気になってる様なのが気掛り。
こういう時にテレビで「◯◯しましょう」と発言するのはやめて欲しい。
ただただ、生きて行ければ良いの。
昨夜NHKBSで放送していた『パリ・テキサス』が前触れもなく地震放送に
変更されていて、貴重なダブル緊急地震速報のシーンが録画出来てた。


NHK連続テレビ小説『おしん』のサントラを手に入れたんですが
音楽は坂田晃一さんがご担当。『三千里』『フローネ』『ルーシー』の音楽が
どこか懐かしい気がしたのはこのせいかと、ハタと気付きました。
製作順でみると『おしん』は1983年放送なので、逆なんですけどね。
『谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座』なんて映画の音楽や『マグマ大使』カバー版の
編曲なんて、意外なお仕事もされてる。NHK教育の『くらし発見』は大好きな曲。
大河ドラマ『おんな太閤記』『いのち』『春日局』のテーマ曲、みんなアウトロが素敵。


関修一さんの原画展、春は丸善日本橋店で4月27日からと告知が。
今回も『ペリーヌ』の新作がメインの様で。25点の内訳が気になる。
キャラデザの資料展示というのがもっと気になる。名劇展以上の展示に期待。
アンケート集計も有る模様。ポストカードの新作が有るといいなぁ……


『ペットントン』第6話のゲストに1シーンだけ川村万梨阿さん。ケーブルカーのガイド役。
『シャリバン』と同時期。この頃は顔出しが多いですね。


『死に花』という映画を鑑賞。平成16年作。
老人ホームに関わる7人が、銀行強盗を企画するお話。

森繁久弥さん、宇津井健さん、藤岡琢也さん、青島幸男さん、谷啓さん、長門勇さんと
出演している面々の大半が既にお亡くなりになっていて、よりリアルな感覚に。
森繁さん台詞が有って無い様な物。 あまりにベテランが揃い過ぎていて若手が気の毒。
全体的に芝居がかった台詞が少なく、スッキリ見られた。

藤岡琢也さんのお別れ会シーン、真似したくなった方も多いんじゃないかと。
山崎努さんと松原千恵子さんのベッドシーンは、ココだけで一見の価値アリ。
アホな演出もキャスト次第という事がよく分かりました。

盛り上がりの無い音楽と、銀行崩壊シーンのCGだけが大いにマイナス。勿体無い。
そして、銀行崩壊シーンのために当分テレビでは放送出来ないだろうなぁ。
火葬したら骨が……ってトコも、コレは輸送中に気づくだろうという事で
輸送シーンがカットされてる辺り、私はあまり好きじゃない。
あまり効果無いトコだったので、カットしても良かったんじゃないかしらん。
この内容で丸々2時間は長過ぎ。

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『風立ちぬ』(ジブリ版)とか [映画]

暖かい日も増えてきた今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
自転車で走るのに快適なシーズン到来。上着が要らないととても助かる。
雨率の高さだけが困っちゃいますが。


MXでの『ポリアンナ』は名劇タイトルだけでなくアイキャッチもカットされてますな。
尺の関係かしら? あまり長い感じはしないんですけども。
GYAOでは、名劇の主題歌特集なんて配信してる。ノンテロップのOPを久しぶりに見た。
三千里だけテロップが乗ってるのも懐かしい。名劇タイトルのBGMがカットされてるので
ミュートしたかと最初焦りましたが。


ファミリー劇場でまたリマスター版のウルトラマン放送するけど、実は
HDリマスター版な上、オリジナルの予告編を石坂浩二さんナレーションで放送!
コレは見たいなぁ。予告だけはネット上で公開されてる。『鑑定団』の鬱憤晴らし?w


『風立ちぬ』(ジブリ版)という映画を鑑賞。TVで放送したのを1年以上寝かせて鑑賞。
堀辰雄さんの小説の主人公を、後に零戦を設計した堀越二郎さんにしたお話。

ミリタリー好きの大暴走というのが第一印象。このノリに付いて行くの結構大変。
飛行機は巨大で、カッコ良くて、飛べば良い位の感覚の私には、狂気の世界でした。
骨組みや空気抵抗の話されてもねぇ。私は絶対飛ばないデザインの物が飛ぶのが好き。
『地球防衛軍』のマーカライトジャイロとか大好き。理屈はイイから飛んで。夢想花。

展開としては、ココは夢なのか現実なのかと迷うシーンが多数でちと混乱。
舞台がどこか迷子になるシーンも少々。上司の家の立地が分からないので
療養所との距離感が分からない。草軽と表記して、ホテルの立地が軽井沢と普通分かる?
たまたま『カルメン故郷に帰る』を見ていたので私は分かったけど。
絹さんの結婚を説明する台詞を、最初菜穂子さんの結婚の事と勘違いしてしまって
結婚の話の際に え、重婚するのかこの女!と思ってしまった。
置き手紙で出かけるのも、てっきり東尋坊辺りに行ったのかと思ってしまったし。
省略が功を奏していないトコが気になりました。

倉庫のシャッターを開けて巨大感を演出してるシーンは良かった。
飛行シーンも多く、必要以上に動かしまくってるので見ていて気持ち良かったのですが
主題歌と、大人モードの主人公の声だけが大っ嫌い。SEを声で表すのは私は楽しめた。
音楽ではカプローニさんのテーマが耳に残った。

先日ネット高校のニュースを見ていたら、理事に鈴木プロデューサーも列席してたけど
興味無さそうにしていて笑ってしまった。


倉庫から面白いものを発掘。タックスペースと思われる当時物のブルマァク製超合金。
私が生まれる前の物なので、親が処分品をテキトーに入手したと思われ。
風立ちぬ いざ脱出っ!!


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4月9日 追記

和田光司さんの訃報、驚きました。まだお若いのに。
『デジモン』放送当時のイベントで入手したサイン色紙を倉庫から探し出しました。
和田光司さん、前田愛さん、宮崎歩さん三人揃い踏み。
当日は『Butter-Fly』の生歌を聴いた記憶。
実は『おジャ魔女』目当てだったのはナイショ。(^_^;)
懐かしむと共に、ご冥福をお祈りいたします。


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『テンプルちゃんの小公女』とか [映画]

花冷えが続く今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
春眠暁を覚えずモードになってしまった様で、ここんとこ一日中眠い。
まぁ、春に限った事では無いのですが。w


スカパーオンデマンドを初体験。契約していない局の番組は有料とばかり思っていたら
無料で見られる番組も有るとは。 『フランダースの犬』が今は全話無料。
しかも、放送では最近見かけないSD版。画質はともかく上下が切れて無いので有難い。
とりあえずL字放送を見た話だけ見直してみた。 興味有る方はどぞ。


『テンプルちゃんの小公女』という映画を鑑賞。昭和14年作。
タイトル通りシャーリーテンプル嬢がセーラを演じてる。もちろん実写。

あぁ、アメリケンにアレンジするとこうなるのね〜という典型的な作品。
なにせ、パパさんが生きてる。『犬』をハッピーエンドにするお国柄だなぁと。
最初から隣家にオウムを肩に乗せたインド人。家主は酷い癇癪持ちで
セーラにだけ親切な癖のあるキャラクターに誇張されてる。 アメリアさんは男性に。
院長とラビニアさんは普通。特にラビニアさんは、不機嫌なセーラに暴行される。
ミュージカルシーンは、私にはちょっと違和感。
泣いてるの?って聞かれて、ロンドンの霧よと答えちゃうセーラが大人すぎ。

大杉久美子さんがテンプル嬢の台詞と歌を当てた吹替版が存在する様です。
その昭和54年に公開された吹替版が日本初公開だったというから驚き。
関連ヴォーカル5曲が4枚組CDの『燦のとき』に収録されてます。
ナベタケ節。名劇の曲と言われても違和感無いです。
吹替版も一度見てみたいです。


『舞踏会の手帖』という映画を鑑賞。昭和12年作。外画。
未亡人となった主人公(36歳)が、20年前の初舞踏会で踊った男友達に再会する旅に出て
一人ひとりの顛末を確認していくお話。

オムニバス作品の原点みたい。個性豊かなキャラが現れては消えていくので飽きない。
初舞踏会と聞いて、私が真っ先に思い浮かぶのは『若草物語』のメグさんですが
なるほど、生身の人間だとこういう雰囲気になるのかと勉強になった。
一番私が驚いたのは、主演の女優さんの名前がマリーベルさんって事。
「マリーベル タンバリーン!! パンパンっ!!」……とは言う訳も無く。
本多知恵子さんが亡くなって、もう3年も経ってしまったわ。

ただ、私が見たのはどうやら原盤最終ロールが一部欠損している様で
最後の一人のトコへ出向いて、息子に会ったら唐突に舞踏会へ一緒に行ってる。
ウィキペディアのあらすじを見たら、大事なシーンがバッサリ切れてた。
144分ある筈が、DVDは130分。まいっちんぐ。


最近気になっていたキャラの正体がようやく分かった。
スターバタフライ 通称スタバちゃんね。
まだ本編を見て無いけど、早速描いてみた。ディズニーキャラらしからぬ魅力が有る。

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『少年ジャックと魔法使い』とか [映画]

季節の変わり目らしい今日この頃皆さん如何お過ごしでしょうか。
私も花粉症デビューの気配。クシャミが1時間に一回のペースで出る。
鳩時計みたい。目は痒く無い。実は風邪とかかな?
『ポリアンナ』が4月からようやく放送。 よかった!!
一時はどうなる事かと思いましたが……


『天国から来たチャンピオン』という映画を鑑賞。昭和53年作。
外画。間違って死んだアメフト選手のクレーム処理のお話。

予想外に面白いコメディ作品でご機嫌。アメフト知識要らない映画。
QBって言ったら、チーズか1000円カットの店しか知らないもんで
「ハット ハット」言うだけで笑ってしまった。帽子がどうしたんだと。
調べたら、チーム内で何回目で動くか決めて言うらしい。面白いルールが有るのね。
買収されたチームメイトの「殺す」発言に大爆笑。
あの世の移動に使われていた機材がコンコルド風なのは、何か意味が有ったのかな?
今見ると、事故シーンは八本松トンネルを意識してしまうかも。


『空の大怪獣ラドン』という映画を鑑賞。昭和31年作。
泣く子も黙る日本初総天然色怪獣映画。
日本初総天然色特撮映画だと『白夫人の妖恋』なのは最近知りました。

謎の連続殺人の犯人(獣)がデカいヤゴだったという奇抜なアイディアに感心しちゃう。
前半は完全にホラー映画。足音と共に影が迫るシーンがとても怖い。
記憶してたよりデカいし強かった。 そのメガヌロンも実は前座という。
メガヌロンの活躍する前半とラドンが登場してからの後半で作風全然違う。
一粒で二度美味しい展開。円谷さんのノリノリ演出がお見事。
飛行機雲を追いかける映像って、他に知らない。

地球温暖化とソニックブームという台詞が既に登場しているのが驚き。
海外映像が全てマットアートでニヤリ。
沖縄が海外として描かれているのも時代感が有ります。

全体的に音楽の音量レベルが低すぎるのが勿体無い。ラドン急反転のあのシーンとか
音量上げればもっと効果が有ったと思う。

ラストのラドンの演出はアクシデントが原因で、ラドンが飛び去って終わる予定だった
という裏話が有名ですが、もしそうだすると本編側の白川由美さんの泣きは
コレを知っていてだったんですかね? 実はあの泣きの意味が当初は違ったとか?
『ドラえもん』最終回と同じ都市伝説かしらん?
改めて見ると、デカい画面では糸がよく見える。w


『少年ジャックと魔法使い』という映画を鑑賞。昭和42年作。
魔女の手下に攫われた主人公が、脱出すべく大暴れするお話。
東映動画設立10周年記念作品。『サイボーグ009 怪獣戦争』と
ピープロの『マグマ大使』が同時上映の伝説の興行。

藪下泰次さんが演出、大工原章さんが作監。え、嘘?というのが正直な感想。
枚数削減が目に見えて残念。演出助手に葛西治さん、原画に竹内留吉さんが。
作画はアレですが、宇野誠一郎さんの音楽は光る物が。
『長靴をはいた猫』予告編の冒頭に流用されてる東映マークの曲が素敵。

キャストの中で驚いたのが、魔女グレンデルを担当した山岡久乃さん。
また、ジャックとヒロインのキキを中村メイコさんが二役だったらしい。
キキは『アキラ』のキヨコをふと思い出すデザイン。

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『イントレランス』とか [映画]

しぶとい寒さに参ってしまう今日この頃皆さん如何お過ごしでしょうか。
あれから5年。あの体験はそう簡単に忘れられませんわ。


ギャー この夏にモバイルSuicaが今のケータイで使えなくなる〜
8年ばかり大事に使ってきたけど、ついに機種変かなぁ。
ちょっと気が進まない。未使用のバッテリーも有るのに。w
まだ日程が確定してない様なので、少しでも先送りして欲しい。


検索してて見つけた情報。
福島のうすい百貨店にて、関修一&小田部羊一版画展が16日〜22日開催予定。
お二方の作品は販売用版画だけど、名作アニメ作家の水彩原画展示が有る様です。
名作アニメ作家って誰だろ? 譚さん? 永見さん?
ココが予告ページ。 うちの環境では関さんの酷く退色して見える……


『イントレランス』という映画を鑑賞。外画。丁度100年前の作品。
4つの話が細切れで入れ替わりながら進んで行くお話。
映画好きの方にはもはや伝説とされている映画。業界用語イントレの語源。

イントレランスとは、不寛容の事。正直、耳に馴染みが有りません。
上映時間160分超。これでも長いけど当初は8時間だったというから恐ろしい。
色々な面でエポックメイキングな映画みたい。
描かれているのは古代バビロン編、キリスト編、フランス編、アメリカ編の4つ。
4つの話が細切れに行ったり来たり。最初頭がこんがらがってしまった。
こんな斬新な編集に当時の人は付いて行けたのかな?

フランス編は聖バルテルミの虐殺という事件の再現という事ですが、不勉強でサッパリ。
とにかく古代バビロン編の巨大セットに呆気にとられる。
戦闘シーンで巨大な移動式タワーが倒される辺りは、特撮好きにはたまらない。
『釈迦』の割れた石像がカメラに向かって倒れるシーンを彷彿。
こ〜ゆ〜映画こそリマスターして欲しい。クリアになったら凄そう。


『ガリバー旅行記』という映画を鑑賞。昭和14年作。
フライシャー兄弟作として著名な作品。

もうガリバーの一挙手一投足に惚れ惚れする。見ている間ずっと
「すげーすげー」と歓声を上げてました。超なめらか。家をまたぐトコの
ぎこちない動きが見事に表現されていて感心至極。
ただ、ガリバーがどこへ行くのかエンディングでも完全スルーなので
最後はポカーンとしてしまう。原作だとこの後ラピュータに行ったりするんだけど。
『白雪姫』に対抗しようと作られた作品らしいけど、テクニックは拮抗してるのに
王妃が綺麗でも可愛くも無いというのが最大の弱点。勿体無い。


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