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『少年ジャックと魔法使い』とか [映画]

季節の変わり目らしい今日この頃皆さん如何お過ごしでしょうか。
私も花粉症デビューの気配。クシャミが1時間に一回のペースで出る。
鳩時計みたい。目は痒く無い。実は風邪とかかな?
『ポリアンナ』が4月からようやく放送。 よかった!!
一時はどうなる事かと思いましたが……


『天国から来たチャンピオン』という映画を鑑賞。昭和53年作。
外画。間違って死んだアメフト選手のクレーム処理のお話。

予想外に面白いコメディ作品でご機嫌。アメフト知識要らない映画。
QBって言ったら、チーズか1000円カットの店しか知らないもんで
「ハット ハット」言うだけで笑ってしまった。帽子がどうしたんだと。
調べたら、チーム内で何回目で動くか決めて言うらしい。面白いルールが有るのね。
買収されたチームメイトの「殺す」発言に大爆笑。
あの世の移動に使われていた機材がコンコルド風なのは、何か意味が有ったのかな?
今見ると、事故シーンは八本松トンネルを意識してしまうかも。


『空の大怪獣ラドン』という映画を鑑賞。昭和31年作。
泣く子も黙る日本初総天然色怪獣映画。
日本初総天然色特撮映画だと『白夫人の妖恋』なのは最近知りました。

謎の連続殺人の犯人(獣)がデカいヤゴだったという奇抜なアイディアに感心しちゃう。
前半は完全にホラー映画。足音と共に影が迫るシーンがとても怖い。
記憶してたよりデカいし強かった。 そのメガヌロンも実は前座という。
メガヌロンの活躍する前半とラドンが登場してからの後半で作風全然違う。
一粒で二度美味しい展開。円谷さんのノリノリ演出がお見事。
飛行機雲を追いかける映像って、他に知らない。

地球温暖化とソニックブームという台詞が既に登場しているのが驚き。
海外映像が全てマットアートでニヤリ。
沖縄が海外として描かれているのも時代感が有ります。

全体的に音楽の音量レベルが低すぎるのが勿体無い。ラドン急反転のあのシーンとか
音量上げればもっと効果が有ったと思う。

ラストのラドンの演出はアクシデントが原因で、ラドンが飛び去って終わる予定だった
という裏話が有名ですが、もしそうだすると本編側の白川由美さんの泣きは
コレを知っていてだったんですかね? 実はあの泣きの意味が当初は違ったとか?
『ドラえもん』最終回と同じ都市伝説かしらん?
改めて見ると、デカい画面では糸がよく見える。w


『少年ジャックと魔法使い』という映画を鑑賞。昭和42年作。
魔女の手下に攫われた主人公が、脱出すべく大暴れするお話。
東映動画設立10周年記念作品。『サイボーグ009 怪獣戦争』と
ピープロの『マグマ大使』が同時上映の伝説の興行。

藪下泰次さんが演出、大工原章さんが作監。え、嘘?というのが正直な感想。
枚数削減が目に見えて残念。演出助手に葛西治さん、原画に竹内留吉さんが。
作画はアレですが、宇野誠一郎さんの音楽は光る物が。
『長靴をはいた猫』予告編の冒頭に流用されてる東映マークの曲が素敵。

キャストの中で驚いたのが、魔女グレンデルを担当した山岡久乃さん。
また、ジャックとヒロインのキキを中村メイコさんが二役だったらしい。
キキは『アキラ』のキヨコをふと思い出すデザイン。

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