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『時代屋の女房』とか [映画]

7月も末。暑いわ雷凄いわで忙しい今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
23日から、ウチもエアコン稼働。涼しさは正義ですね。ブレーカーだけ注意。
何故か近所でミンミンゼミばっかり鳴いているのが不思議。

今図書館で借りてる読んでいるのが『上原正三シナリオ選集』という物。
見慣れた番組が、どんな文章から映像化されたのかが知りたくて読んでるんですが
シナリオだと、カメラワークや特撮の事を考えないで良いので自由だなぁと。
『レッドバロン』の最後に登場したロボット、デイモスZの顔が4種類くるくる回るという
設定になっていて、恐らくアシュラマンみたいな物を想定していたんだろうなぁと。
川内康範さんの『七色仮面』の当初のアイデアでは、見る角度によって顔が7種類に見える
という物だったけど、技術的に不可能で変更されたって話を思い出した。

この本読んでると、やっぱり一度沖縄に行ってみたくなる。
深夜便なら安いしなぁ… でも行って何するか。暑い時期は避けたいし。
『のはなしし』も読んだけど、ラジオで聴いた覚えの有るネタが大半で
あまり楽しめなかったわ。ヘビーリスナー故の現象ですけども。


『時代屋の女房』という映画を鑑賞。昭和58年作。森崎東監督作。
古物商の店主の元に突如やって来た女性と猫を軸にしたトラブルのお話。
夏目雅子さんが二役。亡くなる2年前。イイ物残してくれました。

猫好きな方にオススメ。登場するアプサン(猫)がとても慣れていて可愛い。
この映画に登場する夏目雅子さんも、まさしく猫。行き先を告げず突然家を出て暫く帰らない。
猫なら許すけど、女性としては超困ったチャンな性質なんですが
この映画では、そういう人だから仕方無いという空気が漂ってる。
ケータイが有れば…と思うトコですが、この人電源切りっ放しで居そうだなぁ。(^_^;)

モデルの古物商店が大井町にホントに実在していたそうな。今は広尾に移転したそうで。
映画の中で、古い物を捨てるのと無理に再生するのと、どっちが残酷かという問いかけが有る。
リサイクル一辺倒のご時世に、ちょっと新鮮な視点で考えさせられちゃった。
リサイクルされる物の気持ち… あまり良い気分じゃ無いでしょうねぇ。
私の頭の中では、空き缶やペットボトル達が苦悶の表情をしてます。

この映画に沖田浩之さんも出演してまして、自殺しようとするキャラなんですよねぇ。
その後の事を知ってると… 合掌。
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