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『ボクは五才』とか [映画]

ゲリラ雷雨やら、カンカン照りやら、忙しい天気ですが如何お過ごしでしょうか。
ここ高円寺でも、12日のゲリラ雷雨はちょっと怖かったです。
直前まで無風に近かったのにどんどん風が強くなり、これが噂の竜巻か?と。
ガッチリ設置しているヨシズが飛ばされそうで、抑えながらヒヤヒヤしました。
近所で川が少し氾濫して、サイレンも暫く鳴り続けてましたし。
教訓 ゲリラ雷雨時、急な突風が吹いたらそのうち逆方向に戻り突風が吹く。
YouTubeで、小田急線に落雷する映像見ましたが、電車から大火花が飛んでいて
アレで誰も怪我していないのが凄い。 コレは電車が止まるのも無理無いですね。

『ボクは五才』という映画を鑑賞。昭和45年作。
父をたずねて高知から大阪まで無銭旅行をした五才の男の子のお話。
大映倒産の前年作ながらロケだらけ。高知県のバックアップも有るし
なにせ万博物。ソッチからも予算が入ったと思われます。
そして、ハイライトでこれまで観てきた映画で一番巨大なペプシのロゴを見た。
スクリーン全部って潔い。(笑) 予算集めも大変ね。

この映画、キャストも魅力的で左卜全さんと北林谷江さんが祖父母役。
父親役は、宇津井健さん。近所を監視する緑のおばさん役でミヤコ蝶々さん。
そして第二の主役のナレーションが芥川隆行さん。
時代劇やノンフィクションのナレーションとはちょっと違う魅力的な物でした。
芥川さんが主役にツッコミ入れたり同情したりって、珍しいですからねぇ。

で、この映画、子供がヒッチハイクの様な相手の同意の基で旅行している訳ではなくて
無銭乗車に無銭乗船を繰り返すので、途中から犯罪者にしか見えなくなる。
他人の物を勝手に食べるな〜 ゴミを散らかすな〜 道端で立ちションすな〜
ハッピーエンドにムリヤリしてますが、少々不快でした。
世がサバイバルな時代なら、彼は模範的な人ですねぇ。

『風立ちぬ』という映画を鑑賞。昭和29年作。
今公開してる方は未見でTV待ち確定。原作は一緒なんでしょうかねぇ。
結核のヒロインを看病する主人公とその周辺のお話で、飛行機は一切登場しないです。
喫煙シーンも大して無かったですねぇ。葉巻の軽いギャグも入りましたが。

主役に石浜朗さん。ヒロイン役に久我美子さん。その父役に山村総さん。
チョイ役で笠智衆さん、池部良さん、上原謙さん、佐野周二さん、灰田克彦さんと
キャストは大変豪華。ホント勿体無い面々。
最後の最後まで普通に進む映画が、唯一の特撮カットの浅間山に煙を合成するトコから
大盛り上がり。久我さんを抱えた石浜さん、リアルに重かったんじゃないかしら?(^_^;)
久我美子さんが最後までやつれている様に見えませんでした。
何度も繰り返す「看護婦さぁ〜ん」で不謹慎に笑ってしまいました。
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