釈迦とか

文化の日　ゴジラの誕生日の今日この頃　皆さんいかがお過ごしでしょうか。
昨日放送されたTBSラジオの『キラキラ』で騒動が有ったそうで。
貴重な放送、生で体験したかったわ〜

『釈迦』という映画を鑑賞。昭和３６年作。
宗教色も有るけど、それを補って余り有る特撮大作でした。
冒頭の花が咲き乱れるシーンはジャブ。ハイライトのセット大破が素晴らしい。
スタッフに鷺州富雄さん＝うしおそうじさんが絡んでいるので
光らせ方等がピープロ風に感じます。
中盤に登場する妖怪の面々に、後の妖怪シリーズで見かける顔が…
そのバックに流れる伊福部昭さんのマーチ風のテーマが好き。

この映画ではダイバダッタが悪役として活躍してます。演じるは勝新。
『レインボーマン』を先に知っていたので、イメージの違いにビックリ。
まだパンツはいてる頃ですし…　おっしょう様〜っ。

もう１つ驚いたのが、一部音声がステレオらしい事。
雷のシーンだけやたら臨場感が有る。邦画でステレオって
当時のシステムが再生出来無いケースが多いそうですし。

とどめに、この映画が当時の予算で７億かかったというエピソードが凄い。
今の貨幣価値では余裕で８０億位でしょう。映画全盛時代の産物だわ。
こういう映画、もっと観たいですねぇ…
理屈抜きで画だけで楽しめる映画が観たい。