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ダイナマイトどんどん [映画]

BDレコーダーを丸2年こき使っているので、代替わりの準備に入りました。
パナ機にようやくスカパーHD対応機が登場したのがきっかけ。待ちかねたわ。
正直3Dは要らないので、次の世代が買い時かなと思ってます。
成瀬巳喜男監督作の放送も今月分で一段落なので、なるべく公開順に焼きまくり。
夕べ計7枚作成。調整用に終盤の数作を残してますが、録画して来た50作近くが
コレクションとして手元に残った。さて、いつ観よう。
持ってるだけで安心しちゃうのが、いつもの悪い癖。(笑)

『ダイナマイトどんどん』って映画を鑑賞。昭和53年公開作。
工事現場で発破する映画なんかじゃありません。野球が題材の映画です。
もちろん、タイトルからは想像を絶する内容でした。超面白い。
まず、大映マークから始まる事にビックリ。いわゆる徳間時代の一作と。
やってる事は、デスマッチ野球とでも言う様な物でした。
高速度カメラまで使って、野球アニメを再現してて大笑い。
ノリは『侍ジャイアンツ』に近いかなぁ。体で球を受ける辺りなんかは。
終盤の乱闘っぷりは、爽快感すら感じてお見事。
そのくせ、所々に戦争ネタが散りばめられているのが味になってます。

「にんきょぉお〜っ!!」「ホームラーンっ!!」
♪あぁ〜面白い〜 アラカンのこえ〜
早くアラカンさん出て来ないかな〜と終盤は待ちわびてました。
芸者さんと遊びつつニヤニヤするトコなんざ、素晴らしい。
脇の岸田森さんと田中邦衛さん、真面目にアホな事されていてニヤニヤ。
わざとらしいけど、自然に見せるバランスが良いですねぇ。
北大路欣也さん「天は我らを見放した…」なんて言ってた頃とは思えない。
アレは、指つめじゃなくて凍傷なんじゃないかと思ったりしつつ。

主役の菅原文太さん、最近になって新東宝という会社で、ハンサムタワーズという
凄い名前の四人組の一人として、ハンサムとして売り出していた事を知って
愕然としたばっかりなので、素は一体どんな方なのだろうと思いつつ観てた。
後の『太陽を盗んだ男』での不死身っぷりの片鱗を感じるキャラですね。
時々『無法松の一生』を観ている様な錯覚を覚えました。

喜八監督作って、生き生きとキャラが暴れるのが面白さの原動力なのかなと
作品を見続けて来て感じて来ました。だから『ブルークリスマス』辺りは
個人的にあまり魅力を感じないのかなと思ったり。
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