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殺人狂時代(喜八版) [映画]

夕べ、仕事で出向いた千歳烏山から自宅まで歩くという事を急に思い立ち
3時間ばかりの遠足となりました。自宅周りの知らない道開拓は楽しいですね。
月って、昇りたての頃どうしてあんなに大きく見えるんでしょ。不思議。
丁度月に向かって歩く様な進行方向なので、月と散歩してる気分でした。
野良にゃんこに5匹遭遇。公園に結構居ますね。

『殺人狂時代』という映画を鑑賞。
チャップリン作ではなくて、岡本喜八監督作の方。
昭和42年公開作。1年オクラになったとの事。
面白いんだけど、一部に一部の方が不愉快になる危険性の有る内容が有るので
地上波ではまず放送出来ないでしょうけど、ソコが面白いトコでも有るのでねぇ。
もう、大爆笑しながら鑑賞してました。スクワットは卑怯だ。
『天国と地獄』の『オーソレミーヨ』が流用されてる。
どちらも仲代達也さんが主演してるので、ちょっとイメージがダブった。

お話は、とある理由で組織から派遣される13人の殺し屋に追われる大学教授のお話。
その組織の名も『大日本人口調節審議会』 避妊や中絶をせず、人間が成長してから
出来の善し悪しを確認して、一定ライン以下なら殺してしまおうという組織。

オープニングのアニメがツボでありまして。モンティパイソンを彷彿とさせる
不条理な物。蠅叩きで叩き殺されるのは、まるで巨大な足に踏まれた様。

丸ノ内線の新宿駅が映るシーンが有る。ホームドアの無い頃が懐かしい。
今だと、ホームからの飛び込みは難しいですね。
特筆物は、中野富士見町方面と書かれた看板。公開された頃既に1つ先の
方南町駅が出来ていた筈。撮影が結構先行してたのかしら?
「地下鉄の新宿駅」と呼ばれていたのも時代ですね。
都営新宿線がまだ存在していなかった頃ですから…

映画の中盤、急に富士のすそ野に話が飛ぶ。どうやらホテルとタイアップの模様。
自衛隊の演習場で結構発破させていて、なかなか迫力のあるシーンになってる。
ラストにも大掛かりな花火を使っていて、見せ場になっておりました。

「無駄な物に使ってこそ、金は光り輝く」という台詞は至言ですわ。
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