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幕末太陽傅 [映画]

昨日に続けて、川島雄三監督作を鑑賞。
いよいよ『幕末太陽傅』を観た。昭和32年作。
なるほど、傑作の名に相応しい出来で満足。
時代劇の台詞回しは聞き取りづらい事も多いけど
この映画には、そういった心配はほとんど要らない。
ず〜っとテンション高いまま進行するので感心させられる。
主人公の処世術の見事さは『しとやかな獣』でも思ったけど
どこから思い付くのかねぇ。
タイトルバックで東海道線が疾走してるのも驚いたけど。

この映画での小沢昭一さんは『小沢昭一的こころ』その物で
白目向いて再登場した際は笑った笑った。
何気に、牢のシーンに登場するネズミさんが可愛いぞ。
あとは、石原裕次郎さんのダイコンっぷりがまた…

昔から、傅って字が読めなくて仕方なくて
伝の旧字と知ったのは割と最近の事。
同じケースでは『ガス人間第一号』の第の字でも。

川島監督に注目して2本がハズレ無しの状態。
今までDVDに焼いてそのままにしたのが勿体無い。
まだまだ観ていない作品も多いし、慌てずゆっくり楽しもう。
『グラマ島の誘惑』は、浅草東宝のオールナイトで一度観たけど
真っ赤に退色していたので、まともなプリントで観ておきたい。
監督に注目して映画観るなんて、岡本喜八さん以来だ。ワクワク。
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