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『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』とか [映画]

あけました おめでとうございます
年が明けてから部屋の掃除をする、天邪鬼な私。
掃除の最中に掃除機でPCの電源ケーブルをひっこ抜いて青くなったけど
お絵描き中じゃなくてよかった。 本当によかった。

2018年はどんな年だったか…… プリキュア沼にどっぷり浸かった年。
長い事名劇系ばかりだったので、裾野が広がったなぁと自己評価。
ワンドロで、如何にエフェクトを付けるかに執心してました。

今年の抱負
何事も、もっと上手くもっと速く作成する
アイデアを出すだけでなく、ストーリーを考える


『バンデットQ』という映画を鑑賞。 昭和56年作。 外画。
タイムスリップする窃盗小人団に付き添う子供の冒険譚。

テリーギリアム監督作という事で、期待して観ました。
以前観た時は『モンティパイソン』を知らなかったので
今回は、キャスティングでも楽しめた。
例の悪趣味なアニメが全く挿入されないので拍子抜けしたけど
憎めない悪役が続々と登場するので飽きませんねぇ。
腰をやっちゃってる呑気なオーガーさん大好き。

創造主が当初顔だけ表示されるのと、主人公が家に帰りたくない辺り
『オズ』のギャグですよね? そう考えるとラストの爆発がブラック。
時代錯誤のミックス展開ギャグは、やっぱり万国共通で鉄板なんですねぇ。
日本なら、平安貴族がドローンと蹴鞠で戦う様な展開。

それにつけても、バンデットって何だ?と思って翻訳したら、山賊と。
この映画に山なんてほとんど登場しないんだけどなぁ〜
バンキッドなら知ってるんだけどなぁ〜
それにつけても、Qって何だ? コッチは永遠の謎。


『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』という映画を鑑賞。 平成4年作。
絵描きお姉さんと出会って、双方お絵描きレベルアップするお話。
おなじみ番組の劇場版第2弾。 まる子祖父は、初代の富山敬さん。

これまで、あの番組のノリそのままの映画化とタカを括っていたけど
よもや、こんなに尖った作風のミュージックビデオとは思いませんでした。
いきなり大瀧詠一さんって卑怯だなぁ。
この悪夢の様な、背景から何から意地で動かしてやるという気合を感じる動画は
湯浅政明さんの作だよね〜と思ったり、終盤の式場を覗こうと悪戦苦闘するシーンで
聴き覚えのあるメロディは千住明さんっぽいなぁと思ったりで、エンディングで
答え合わせして正解だったのは気持ちよかった。

この映画の惜しむらくは、お姉さんの中の人こと高橋由美子嬢の棒読み。
コレ以外素晴らしいと思う。 『ワタル2』で声優初体験して2年後。
話題作りとしては成功していたのかな?
実質ナレーションが二人居るので、キートンさんのお声があまり聞けないのも
ちょっと物足りなさを感じるトコ。

さて、ここからは本編の話からちょっと脱線。
作中で紹介される『めんこい子馬』という歌の音源を持っているかと
手元のiTunesを確認したら、東宝映画『馬』の主題歌として持っていた。

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黒澤明監督と高峰秀子さんのロマンスが有ったと噂の作品。 昭和16年公開。

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この通り、ロケの撮影としてはとても綺麗に撮られていると思います。
内容は、岩手の山村で子馬を二歳馬まで育成する娘のお話。 撮影に丸三年。
途中馬の群れがスクリーンいっぱいに走る、その後の黒澤映画のノリを感じられる
ロングのカットがとてもお気に入りの作品。 OPとEDのイラストが可愛い。

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カラーの画像は、ディープネットワークでの色付けをお試ししてみました。
傷だらけの映像なので、後々復元されると嬉しい。
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