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『九尾の狐と飛丸』 [アニメ]

実にパンチの有る作品を見ましたので、感想を。
『九尾の狐と飛丸』という映画を鑑賞。昭和43年作。
九尾の狐と殺生石のお話。なかなか観る機会の無い作品。
今回ぎゅうぎゅう詰めの会場で行われた上映会で拝見。辛かったわ。

純和風な『ホルス』をエイケンのスタッフが作ったら、こうなった
という様な作品。微かに『サスケ』や『カムイ外伝』の香りが。

鈴木英夫さんと増村保造さんが構成を担当し、杉山卓さんが作監。
作画スタッフに関修一さんも参加という、贅沢な布陣ですが
ちょっと難有りで、失笑を買ったシーンが少々。
色パカや、セルの配置ミスと思われるシーンも有りました。
奇怪に走る狂い牛を素手で押さえつける主人公は、大山倍達さん風。
袖を振って風を起こすトコ、踊ってる様にしか見えない。
口から煙を出していると思しき動きは、鼻かんでるみたいだった。
ハイライトの投げた剣が刺さった場所、ソコ?と思ったり。
一部の火の表現が良かった。やたらキャラが回転する作品。

私が観ていてお気に入りだったのは音楽。池野成さんが担当。
同年公開の『妖怪大戦争』そのまんまのメロディがちょくちょく流れてニヤリ。

この映画が文部省選定というのが最大の謎かもしれない。

2016.7.26.jpg

ちょっと暗くなりすぎちゃった。イメージイメージ。www
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